TCB追徴課税!詰めが甘いからコンプライアンス違反で多額の利益を失う!

この記事を読んだとき、オーナー企業のグループ経営最適化を支援している私は、経営陣と経営陣を支えるスタッフの詰めの甘さに腹が立ちました。

TCBは、運営会社のメディカルフロンティアのもと全国で美容医療を展開しています。
2月10日、TCB東京中央美容外科を運営するメディカルフロンティアと傘下の医療法人は、国税当局から申告漏れを指摘され、およそ9億円の追徴課税を受けました。
メディカルフロンティアと傘下の医療法人は、法人としての税務申告が必要にもかかわらず、一部のクリニックの院長を個人事業主として扱い税務申告させていたというのです。
クリニックの院長と雇用契約が交わされていたとのことで、本来であれば、給与所得者であるにも関わらず、租税回避行為をしていると見られてしまったのです。
院長らは一定の金額を超えた利益を「業務委託費」名目でメディカル社側に支払っていましたが…