当コンサルティングを行う理由
若干32歳で一部上場企業の事業部を任され、ゼロから営業体制とサプライチェーンを構築。これを受け、グループ100社構想を持っていた上場企業からヘッドハンティングされ、赤字事業部に着任するもわずか半年で黒字転換させ周囲を驚かせる。その実力から同社の30社以上を束ねるホールディングスの運営を指揮するようになり、グループ会社の相乗効果を上げる画期的な仕組みを構築。その後、10社以上を束ねる非上場のファミリー企業では、役員という形で、自ら経営実務の最前線に立つことで、企業グループを切り盛りしてきた。
私は、20年以上にわたり、欧米のファミリービジネス研究の要素を取り入れながら、上場、非上場の企業グループにおいて、企業グループ設計、企業グループ経営、事業会社経営、創業、M&A、PMI、事業承継、撤退を手がけてきた。その結果、企業がコングロマリット化を志向し、グループ経営の最適化を実現することで、事業活動そのものが、経営資源を強化し続ける自浄作用の仕組みを備えていくことを実感するに至った。正しいプロセスを経たグループ経営の最適化は、ビジネスモデルの刷新、環境変化への対応、後継者育成、人材育成、ファミリーの幸福等々、様々な課題をクリアする組織能力を備える。
私は、これらの仕組みが一社でも多くのオーナー企業に導入され、リスクにさらされながら一子奮闘しているオーナー経営者達が、多角化経営の成功を通じて、様々な人生目標を達成し、真に満たされた人生を送ることを願って止まない。