円安でも輸出が伸びない時代!円高でも輸出が伸びない時代に儲かる企業体質とは?
【円安でも輸出が伸びない時代!円高でも輸出が伸びない時代に儲かる企業体質とは!】
昔、小学校・中学校の授業で「円安だと輸出が増え、円高だと輸出が減る」と習った方もおられるのではないでしょうか?
確かに、円安になりますと外貨で売った製品を円に両替するとき沢山の円が手に入るので、輸出企業の儲けは多くなります。
円安で輸出企業の儲けは多くなりますが、輸出の絶対量が増えるなどと言うことは、今の世界では絶対にありえません。
私は先日のコラムで、輸入浸透度(自国製品に占める輸入品の割合)という数字を用いて、 アメリカのトランプ関税は、アメリカ経済だけでなく世界経済をも疲弊させるので、 公約通り実行される可能性は極めて低い。
トランプも、そこまで馬鹿ではないはず。 そう、お伝えさせていただきました。
実は、輸入浸透度が増えているのは、アメリカ固有の傾向ではありません。
かつて先進国と言われた日本もヨーロッパ諸国も、工業製品の輸入浸透度は増えています。
日本も欧米も輸出浸透度が増えている理由は…