前回のコラムでは、京都、滋賀に店舗展開していた“お肉のスーパーやまむらや”が2月2日をもって全店閉店した原因につきまして、 “コロナ渦の新事業の見誤り”があったことをお伝えさせて頂きました。
そして、もう一点、“食料品価格の高騰に影響を受けやすいビジネス構造の転換に着手できなかったこと”も原因だと伝えさせて頂きました。
原材料価格が高騰しますと、原材料メーカー以外の流通段階の参加者全員の利益が減ります。
“お肉のスーパーやまむらや”で申しますと、肉の仕入れ価格が上がったことで、全てを御客様に転嫁できないため、“お肉のスーパーやまむらや”の利益が減ります。
値上げをすれば、御客様が、他の店に関心を持ち、他の店が安ければ、他の店で買うきっかけになるかもしれません。
そこで、“お肉のスーパーやまむらや”は、肉の仕入れの上昇を、全て価格転嫁しきれず、今までよりも薄利での販売を強いられるのです。
特に“お肉のスーパーやまむらや”のように、“安さ”を売りにしている企業ほど、このダメージは大きい…
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